リベラルの権威と言われる法哲学者の井上達夫氏と対談
してきた。
不思議な感覚だった。
妙に意見の一致を見る個所や、全然違っている箇所がある
のだが、話をしていると愉快なのである。
これは何だろう?
天皇についてはずいぶん突っ込んだところまで議論した。
井上氏の議論につられて、他の場所では言ったことがない
ところまで踏み込んで、わしも発言した。
リベラルと保守の差は、まず天皇に対する考え方で鮮明に
なった。
気になる箇所が何度もあったので、本になったときに、
読み直して、考えてみなければならない。
それにしても有意義で、勉強になって、前向きな対談だ。
第二回目は金曜日で、戦争責任について議論をするので、
また意見は違っているだろう。
それでも井上氏の人格の根っこが明るい人なので、
楽しみだ。